つつじの里 荒滝で初の年越しキャンプしてきたよ【キャンプ】

新年あけましておめでとうございます!
今年?去年?は初めての年越しキャンプをしてみました.
毎年、年越しというか年末年始は仕事を入れているので、キャンプどころか遊びに行くこともできていなかったのですが、去年はずーっと「今回は年越しキャンプするぞ!年越しキャンプするぞ!」と念仏を唱えるかの如く呟いていたので、今回願いが叶って幸せです.
で、去年は年越しキャンプをするためにどうするのかをずーっと考えていました.
まず、場所はどうするか?問題
場所はどうするか?
まぁ、結論として三重県のつつじの里 荒滝になんですが、
場所決めの考え方として、愛知県民の僕からしたら1泊二日で行けるキャンプ場の選択肢は隣の東海三県と長野県あとは地元愛知県しかないわけです.
でも年末年始:真冬かつバイクで行きたい、またガッツリした冬装備があるわけでもないので、雪が積もる確率の高い岐阜県・長野県は除外
となると、愛知・三重・静岡に絞られるわけですが、静岡は良さそうなキャンプ場が伊豆や富士山周辺に多く基本的に静岡の東寄りで名古屋からだと距離がかなり遠くなる(バイクでキャンプ道具積んで真冬に片道4、5時間は流石に辛い)
とは言っても、どうせ行くならそれなりに遠出はしたい
となると、地元愛知県もちょっとベンチ入り
そうすると三重県しか残ってないわけですが、年末年始...三重県...絶対混むじゃん!!高速絶対渋滞じゃん!という問題を孕んでいるのですよ.
そして、そもそも年末年始に空いてるか?という根本問題もあるので
これらの問題を分割・統合して考慮すると
三重県松阪市にある「つつじの里 荒滝」に決まりました.ポイントとしては
・ちゃんと年末年始にやってる(超大事!)
・距離的にもちょうどいい
・伊勢よりは混まないだろう!
・雪もあまり降らない!(まぁ降ったけどね)
・初めてのキャンプ場
って感じです.
キャンプ場情報:つつじの里 荒滝
松阪ICからコンビニやスーパーもちらほらあり、道の駅の茶倉駅と飯高駅があり、途中で買い出しもやりやすいです.
住所:三重県松阪市飯高町赤桶1076-3
電話番号:0598-46-0166
サイト料金:4070円(税込み)(内訳:1区画2500円+施設使用料200円+車横付け1000円※税別)
支払い:現地決済
チェックイン:PM2時
チェックアウト:AM10時
トイレ:和式
自動販売機:あり(酒類なし)
薪:1束500円

まきはこんな感じビニール袋に入ってもらえます.薪の種類は色々な感じでした.普通の薪もあれば何かの木材の残りとかも混じっている感じです.
何を食うか?
キャンプで何を食うか?これを考えている時が1番楽しい
でも、ついつい最後まで決まらなくて現地で余分に買ってしまい、腹がいっぱいなのに荷物もいっぱいのままってことになるので、今回はしっかりと考えた
というか、もうすでに年越しキャンプをすると決めた時から1つはこれにすると決めていた.
年越しそば
年越しそば!!
もちろん、ゆるキャン△リスペクトです
問題は何蕎麦にして、どこまでこだわるか?です.
カップ麺にして楽するか?
ちょっと高めのお蕎麦にするか?
乾麺にするか?生麺にするか?
具はどうする?天ぷら?山菜?鴨肉?
ざるか?かけか?(まぁ極寒の中なのでかけ一択ですが)
蕎麦だけでこんなに運命の分岐点(選択肢)がある.たかが蕎麦、されど蕎麦!こんなに手強いとは!!恐ろしい!!
で、今回選ばれたお蕎麦は...KO・I・TSU・DA!!

- 冷凍 日清のどん兵衛 鴨だしそば
- 鴨ロース
- 山菜ときのこミックス
- かまぼこ(写真に写ってないですが)
- 切り餅
- 天かす
蕎麦はまさかの日清のどん兵衛!本当は生や乾麺がよかったけど茹でるのにそれなりに大きめの鍋がいるし、茹でた後も水洗いが必要なのでこちらにしました.
ってか、どん兵衛の冷凍蕎麦があるなんて知らなかった!しかもこれ、レンチンじゃなくても茹でてもできる優れもの.まさにソロキャンの為に開発された蕎麦と言っても過言ではないでしょう!しかも普通に美味しい(笑)
材料はスープが鴨だしなので、メインは鴨ロースにしました.
あとは山菜ときのこ、紅白として紅かまぼこ、天ぷらの代わりに天かす、そしてなんとなく餅.

出来上がりはこちら.思っていた以上に豪勢でしかも結構美味しかった!確かにリンちゃんの言う通りお椀に盛ったのはよかったな!(ゆるキャン△5巻52ページ 参照)
自家製パンチェッタ
二品目は約1か月熟成したパンチェッタ(豚の塩漬け肉)
12月の初めに豚バラブロックを買って、大切に育てて、キャンプで食う!!これがしたかった!
味は塩漬け肉なのでもちろん塩辛いけど、これがまたお酒と相性がよくてたまりませんでした!
また、定期的に作ってキャンプに持っていこう.君はレギュラー入りだ!!

切ったときの脂肪の層がたまりませんな!ハーブで香りづけして独特な味わいになっているのでまさに酒のつまみには最高!!

今回から導入した焚き火フライパンで少しずつじんわり焼いてスローイーティングを楽しみます(贅沢な時間の使い方だぜ!)
ぜんざい
今度は朝食.普段朝食は食べないのですが、せっかくの元旦の朝をキャンプで過ごしているので今回はぜんざいを食することにしました.
そして今回はお手軽にぜんざいをテーマに作りました.
材料はこちら
- お汁粉(自動販売機で売ってるやつ)
- 切り餅
以上!

材料から見てわかる通り、自動販売機で買ったお汁粉を湯せんで温めて焼いた切り餅にかけるだけ.
チョー簡単!!って思うでしょ?
確かに湯せんでお汁粉を湯せんで温めるのは簡単.ってか缶だからなんなら焚き火にぶっこんで温めてもよかったかも.
問題はお餅.これが焚き火で焼くのが思った以上に難しかった.だってすぐに焦げちゃんだもん.焦げる割には部分的に焼けてなくて、焼き加減が非常に難しくて見た目が悪くなってしまった.
お持ちの焼き方はもう少し修行せねば.

あと余談だけど缶のお汁粉って紅茶がブレンドしてるんですかね?めっちゃ紅茶って午後ティーの味がしたので食べていて「ん?これはぜんざいか?」ってなりました
そしてもう一つやりたかったのが、ぜんざいにパンを浸して食べたかったのですが、うっかりパンを買い忘れてしまった。。。。せっかくバターは用意してたのに.
ってことで、年越しキャンプ飯をずーっと考えてその結果もついでの述べました.その中で今回特に気をつけたのがなるべくメニューを減らす!多くつくらない!です.
いつもキャンプとなるとテンションが上がってたくさん作り過ぎたり、買い込みすぎたりするんですよね.で、満腹過ぎて苦しい.ってな具合になるので今回はなるべく少な目.自分の希望の8割くらいを目安に作りました.
パンもじつは買い忘れて正解だったかも.(笑)
初小川張り!!そして自作陣幕の初出陣!!
今回は初めて小川張りに挑戦してみました.

小川張りにしたかった理由としては、先ず見た目が単純にかっこいい(これ大事)、そして前室の空間とテント内を温めやすそうだったからですね.
そして、今回のキャンプでこの選択が正解だと感じました.だってめっちゃ暖かい!!
今回の年越しキャンプは寒波が来ていたこともあり結構寒かったのですが、今回のレイアウトのおかげでだいぶぬくぬくできたと思います.もう冬は小川張りで決まりだね!!
そして、今回は自作した焚き火陣幕を導入してみました!

で、結論から言うと65点!!
一応、陣幕としての機能は果たしているけど、まだまだ改善の余地はたくさんある
と言ったところです.
ですが、今回のキャンプはこの陣幕のおかげで、かなり温かく過ごせましたし、空間のプライベート感を強めることが出来てキャンプの快適さというか心地よさがかなり向上しました.言うなればQOC:Quality Of Campping(キャンプの質)が大幅に向上しました.


冬キャンMVP
そして、今回のキャンプで見事冬キャンMVPを獲得したのは、KOITSUDA!!

間違いなく日本が誇っていい冬キャンギアの一つだと思う!!
こいつのおかげで、今回の年越しキャンプは凍死せずに快適に寝ることができた!まさに冬キャンの救世主!

しかもこいつ、焚き火フライパンのサイズにぴったり!!もちろん直火で温めることもできます!!(IHも可)
感想
今回のキャンプでも課題は多く見つかったけど、久しぶり気持ちのいいキャンプができたと思う.
はじめはバイクで行くつもりだった年越しキャンプ.朝起きると名古屋で雪が降っている.途中で通る鈴鹿-四日市は大雪、肝心の松阪は晴れになっているがキャンプ場のある松阪市北部では風雪注意報(初めて見たよ)が出ている.
これはさすがに危険だと思い.しぶしぶ急遽、車でのキャンプに変更.この選択は正解だった.キャンプ場はふぶいてこそいないものの、ちらほら雪が降っていた.
例年の年越しはいつもあまりめでたい気持ちになれず普段の日々と変わらないなーと思っていたのですが、今回は年越しキャンプのおかげで珍しくすがすがしく新年を迎えることができました.
年越しの瞬間に起きていたのとか何年ぶりだ?(笑)
2021年のキャンプ納めと2020年の初キャンプを一度に味わえる贅沢.全力で堪能させていただきやした!ありがとうござました!
どうぞ本年もよろしくお願いいたします!!