テニス改善日記 #1

今回の練習で見えた課題。
- 集中力
- 視力
- ストロークの安定
- セカンドサーブの確立
- 下肢の強化
- ダブルスでの前衛の戦い方
- 緩いボールの対処
- 適応力の低さ
他にもまだまだあるけど、今回の練習で特に苦手だなと思ったところ。せれぞれ、個別に分析してみよう。
集中力
これが自分は本当にない。一球一球に全然集中することが出来ないのが、学生時代からの悩み。これが原因でいつも試合に勝てない。練習ではそれなりに打てるのに試合になると、初心者より下手くそになり自滅していく。これがいつものパターン。いい加減、このパターンから抜け出すために何か方法考えないと。
試合中、いい調子に打てるときは無心で身体が勝手に動く感じがする。常にあの状態で打てたら最高だけど、普段の試合は、頭の中で色々なことを同時にごちゃごちゃ考えてしまい、全くいつも通りに打てない。それどころか、空振りまでする始末。試合中は頭の中がいつもいわゆるマインドワンダリング状態になっている。
だから、その対策として、普段から瞑想を習慣化し、集中力の強化を図りたいと思う。もちろん、練習中も一球一球集中するよう心掛ける。
あと、僕の場合、一度集中力が切れたら、それ戻すのにものすごく苦労するので、集中力を戻すための儀式つまりルーティンを決めるのもいいかもしれない。ラグビーの五郎丸のアレみたいに。実際に何らかのマイ儀式をすると集中力が向上することが近年の研究で明らかになりつつあるらしい。鈴木祐さんの著書『ヤバい集中力』によると儀式を創るポイントはこの二つらしい
①「この動作をしたら大事な作業に取り組む」と決めておく
②決めた手順を何度も繰り返す
鈴木祐 『ヤバい集中力 1日ブッ通しで頭がさえわたる神ライフハック45』
テニスの場合、ポイントを取ってから20秒以内に次のサーブをしないといけないで、すぐに手っ取り早くできる儀式の方がいい。そこで、思いついたのが、「ラケットで足の裏を叩く」これをマイ儀式にしようと思う。サーブの前、レシーブの前、練習中の一球一球にこの動作を取り入れよう。
ということで、集中力強化のためにやるべきことは2つ。
- 瞑想:目標1日20分
- 一球一球打つ前に必ず儀式(ルーティン):「ラケットで足の裏を叩く」をする
視力
最近はテニスをする時間帯が夜なので、ライトかぶると全くボールが見えない。そもそも学生時代と比べて視力がかなり落ちた。だから、そもそもボールが全然追えていないし、相手コートのサービスラインやベースラインが見えなくて、自分が撃った球がどのくらいアウトしたのかわからないから、ボールを調整できない。
もっとも、眼鏡やコンタクトをすればいいだけの話なのだが、眼鏡をかけるとすぐにずれるのでかけていない。コンタクトはするのが怖い(笑)
ということで、何か視力をアップするいい方法はないものか?とりあえず、今度視力に関して色々と調査してみよう。
ストロークの安定
テニスを再開したのは、大体5年ぶりくらい。その間全く打っていないかったわけじゃないけど、2,3回やった程度。とりあえず、ストロークが全く打てなくなったことがショックだった。ボール感覚が全然戻ってこない。先にあげた、集中力や視力のせいもあると思うけど、テニスのサークルに通い始めて大体3か月くらい経ったが、少しだけ感覚が戻ってきただけで学生時代のように気持ちよく打てない。かなりフラストレーションがたまる。もっと、球数打てば修正されるんだろうけど、なかなか練習する暇がないのが現実。何かいい方法はないものか。
パッと思いつくのは、玉突きでスイートスポットに当てる練習くらいか。他の方法を模索しつつとりあえず今はこれを暇なときにやるか。
セカンドサーブの確立
サーブは学生時代けっこう得意だった。ナチュラルスピンサーブをベースに一応、スライスサーブ、スピンサーブも打ててある程度安定性もあり、ファーストは背が低いわりにそれなりに速い球を打つことが出来たけど。それも過去の栄光。
今は、ベースであるナチュラルスピンサーブがなかなかできなくなっていた。というよりは、ナチュラルスピンサーブ自体を忘れていた。前回のサークルの練習でふと思い出してから、また意識するようになった。意識してからは少しサーブは安定した。それまでは、型がない不安定なスピンサーブやスライスサーブばっかりで安定性がなかったから、セカンドが全く入らなかった。
ということで、サーブに関しては、先ずナチュラルスピンサーブの再獲得が優先。そして、そのためにはまずトスを安定させないと。
下肢の強化
とりあえず、
- 足が遅くなった
- 全力ダッシュすると足がツル
- フットワークがくそ
ということなので、嫌だけど走り込みとフットワークの練習をする。
問題はいつするか?3日一回はしておきたいから、なるべき日常生活や仕事の合間にできるといいけど、この季節(夏)にやると汗だくで仕事の間はむりだな。となると、仕事から帰ってきたらワークアウトするか。
条件は、
- 3日一度は仕事から帰ったらワークアウト。内容は最低限(ダッシュ3本とフットワーク練習)
- テニスの練習前にアップとしてフットワーク練習
できるかな?
ダブルスでの前衛の戦い方
正直、ダブルスはものすごく苦手.ついサボってしまうクセがある.少しでも取るのが難しいと思うと、ついパートナー に頼ってしまう.その結果、フットワークが疎かになって、とれるボールですら取れなくなる.
特に前衛の時は、どう動いていいか全くわからない.まずは、初心に帰ってダブルスの基本となる戦い方から勉強し直そう.
緩いボールの対処
緩くて山なりのボールが全く打てない.これはストロークの安定性の低下にもつながってくるけど、特に初心者が打つ緩いボールが苦手だ.
緩いボールは球自体に加わっている力が少ないから、全てこっちの力で打ち返さないといけないから、実は結構難しい.力みすぎるとアウトになるし、緩く打つと力が伝わりきらず、ネットになる.実に厄介だ.
スピードが遅いのも物凄く厄介.スイングのタイミングを物凄く狂わされる.
しかも、試合球だとバウンドがものすごく跳ねるから、僕のように背の低いプレーヤーにとっては結構なキリングショットになる.
ただ、やることと意識することはわかってきた.
一つは、ラケットを最後まで振り切る.当たり前のことだけど、緩いボール相手だとついこれが疎かになる.結果、こちらの力の伝達はうまくいかず、スピンもかからないので、アウトかネットになってしまう.
二つ目は、しっかり後ろに下がる.さっきも言った通り、緩いボールは意外と跳ねる.緩いからつい低めのバウンドを想定してしまうが、それでもしっかり後ろに下がる! こうすると、緩くて低いバウンド時はどう対処すればいいか?という疑問が出るが、むしろ後ろに下がりしっかりと足を動かすことによって、反応が良くなり逆に対処しやすい.
三つ目は、高い打点で打たない.つまり、バウンド後の最高地点を通過してちゃんと自分のベストな打点(腰あたり)から、地面に並行ではなく、下から上へラケットを振る.高い打点で打つと大抵フォームが崩れるから、ミスになる.すごく基本的なことだけど、これは2つ目の「しっかり後ろに下がる」ができてないとできない.
3つとも凄く基本的なことだけど、逆にいうとこれができないと球は返せない.むしろ、緩い球こそちゃんとしたフォームでないと上手に返すのは難しいと思う.あとはこれらを意識して、ひたすら練習するだけ.
適応力の低さ
これは、なんともしずらいが、テニスではこの適応力が物凄く重要だと思っている.テニスは基本的に一対一のスポーツなので、相手のスタイルや癖は十人十色だし、それプラス外部の環境因子;風向きや風力、日の高さやライトなど光の明暗、コートの種類と状態 によって、状況がコロコロ変わる.それら全てに対応していかないといけないわけだけど.うーん、いかんせん僕はこの適応力がかなり低い!!これは、僕の性格特性によるところが大きと思うんだけど、そこはどう頑張っても変えられないから、別のところでカバーするしかない.そのためには、
「観察」と「予測」が鍵になってくると思う.ヒロアカのサーナイトアイも言っているように
サーナイトアイ:「相手をよく見て予測して動くんだ。」
ルミリオン:「先読みってことですか!?俺”未来予知”じゃないですよ!」
サーナイトアイ:「良い返事だユーモラス。様々な状況を経験し蓄積するんだ。救助・戦闘・困難苦難…その蓄えがデータベースになる。」
僕のヒーローアカデミア 14巻より
ひたすら、観察し予測する.その積み重ねが適応力につながっていくと思う.
事実、人間は物事を見て0.1秒で脳内で次に何が起きるかを予測していることが科学的にわかっている.テニスでいうと、相手のトスやサービスの位置、風向きなどを瞬時に判断してどこにどういったボールがくるかを予測しているということだ.だから、これらの予測した経験の数(データベース)を増やしていくことが適応力強化の鍵になってくのではないかと思う.
まとめ
ということで、今後のテニスでやること意識することは
- 瞑想の習慣化
- ルーティン(一球ごとにラケットで足の裏を叩く)
- 視力改善方法の調査
- 暇な時に玉突き
- ナチュラルスピンサーブの再獲得
- 3日一回はダッシュとフットワークトレーニング
- 緩いボールは、しっかり下がって、打点は腰であたりで、ラケットを最後まで振る!
- 観察と予測をしまくる
やることがたくさんだ....。