【保存版】これで船酔いしらず!!最強の船酔い対策見つけたった!!【乗り物酔い対策】【船釣り】【海釣り】

どうも、こんにちは!万年撒き餌係卒業生のROM(@xxROMxRiderx)です

最近は、ラノベの「無職転生」にハマってます

今回は、乗り物酔いについてお話ししたいと思います

実は私、めっちゃ乗り物酔いするんですよ

ひどい時だと、自分でこいでいる自転車やエレベーターで酔ったこともあります

そのくらい乗り物酔いに弱い為、毎回船釣りにいくと大抵は撒き餌(ゲー)をして終わりなんです

で、今年の夏にも父親に誘われて船釣りにいったら、最初から最後までグロッキー状態で一度も竿を振ることが出来ずに終わって悔しい思いをしました

釣りはしたいのに、船酔いは治まらない.なんとかして、船酔いを克服しなければ!と思い、自分なり船酔いについて調べ、色々と対応策を考えた結果

今回の船釣りで一度も船酔いをしないで釣りを楽しむことができました!!

って、ことで今回僕が調べた船酔いについての対応策「なぜ乗り物酔いするのか?-乗り物酔いに係わる器官-」「乗り物酔いの原理」「乗り物酔いになりにくい人・なりにくい人の特徴」「乗り物酔いの初期症状」「乗り物酔い対策」をメモしときますので、乗り物酔いに弱い方は是非参考にしてください

原理とか特徴とかそんなのどうでもいいから対策だけ教えろ!っていう方は、目次から「乗り物酔い対策」にとんでご参照ください

Contents

ヒトはなぜ乗り物酔いするのか?-乗り物酔いに係わる器官-

そもそも何故ひとは船酔いや乗り物酔いをするのでしょうか?

人が乗り物酔いする時は、「視覚」「前庭系」「体性感覚」などの感覚器官と中枢神経(脳)や自律神経など神経系が関与しているといわれています

バランスをとるための3つの感覚器‐前庭・視覚・体性感覚‐

先ず、「視覚」「前庭系」「体性感覚」についてお話したいと思います

これら三つの感覚はある身体の重要な能力をコントロールしています

それは、バランスです

人間は主にこの三つの感覚器官から自身と外界(自分の周りの環境)の情報をくみ取り、身体のバランスをとっています.これがしっかり働かないと立つのもままなりません

では、一つずつざっくりと解説していきます

先ず、「視覚」についてです

人間は主に外界の情報の90%以上を視覚に頼っているとされています.人間は目で見て周りの状況を判断します

試しに片足で60秒立った後に、今度は目を瞑って片足で60秒立ってみてください

圧倒的に目を瞑ってやる方が難しいはずです.「そりゃそうだ」と思うと思いますが、それほど、我々は普段から目に頼っているというわけです

しかし、目が見えないからと言って必ずしもバランス取れないわけじゃありません.そんなこと言ったら目が見えない人たちは歩けませんからねぇ

では、「視覚」以外だとどこで身体のバランスをとっているか?

それが「前庭系」と「体性感覚」になります

体性感覚は、身体の皮膚や関節、筋肉など得られる感覚で、いわゆる触覚や痛覚、圧覚、位置覚、振動覚などそれらに当たります

体性感覚は、触覚や圧覚、痛覚などを感じ取る皮膚感覚と筋肉や腱、関節のなどで感じ取る振動覚や運動覚、位置覚などの深部感覚、あとは内臓感覚などのことで身体がどんな状態なのかを感知し脳へと情報を送ります

人間は、無意識にこれらの情報を集めて分析し姿勢を保ったり変えたりしているわけです

要するに体性感覚は人間の姿勢や体勢などを感じ取っています

耳の奥の内耳と言う部分にある「前庭系」は、平衡感覚器官ともいわれており、文字通り人間の平衡感覚を感知する重要な感覚器官です

この前庭系が何らかの影響で壊れてしまうとめまいや眼振などが生じて、人間はもちろん、四足動物でもまとも立ってられないでしょう.まさに目が回っている状態

前庭(平衡)感覚には回転運動の変化の感知と傾きの感知の2種類あり、前庭器官器は身体(正確には頭部)の傾きや回転加速度(回転運動の変化)を感知します

この前庭器官で得られた感覚情報は眼筋運動核群(眼を動かす神経)や小脳(運動の細かな調整)、骨格筋の運動神経、中心後回(身体の感覚を司る脳の領域)へ送られます

つまり、前庭器官は視覚や身体の姿勢を保つ土台になっているわけです

特に乗り物酔いは、この前庭感覚が大きく関与しているといわれています

乗り物酔いはどうやって起きる?‐乗り物酔いの原理‐

先ほど、乗り物酔いにはバランス(視覚・前庭覚・体性感覚)が関与しており、特にその中でも前庭覚が大きく関わっているとお話ししました

乗り物酔いは、主に前庭-自律神経反射による病態といわれており、現在、特に有力だといわれている説が「感覚混乱説」です

人は乗り物などに乗ると、

  • 各感覚器官が前庭感覚情報(揺れや身体の傾き)、視覚情報、体性感覚情報(身体の姿勢や動き)を感知し、
  • それらの情報が脳に送られ、情報が統合・処理される(整理されるイメージ)
  • それらをもとに、力が入ったり、最適な姿勢を取ろうとしたり(前庭-脊髄反射)、
  • 視界を平衡に保とうとする(前庭-眼反射)などして
  • 身体のバランスを保とうとする

このような反応が起きると同時に脳にこれらの経験が記憶され蓄積される

そうすると、人は「過去に得た経験」をもとに予測パターンをつくり、次第に予測パターンに沿って対応しようとする

しかし、この予測パターンと違った状況の感覚情報をだと、脳がさらに「あ、これ知らないパターンだ!」と認識して新しいパターンを記憶・学習しようとする

と、一見うまく対応できてそうですが、裏を返せばこの時の脳は「あれ?これどうすればいいんだ?」と言う状態です

つまり、自分の知っているパターンと実際に起きている違うパターンとの差に混乱している状態なんですね

このとき脳は、「ちょっと今、正直どないすればいいかわかりませーン!」という信号を送ります(これをミスマッチ信号といいます)

このミスマッチ信号が脳内にある大脳辺縁系という人間の情動(つまり、快や不快、怒り、恐怖、喜びなどの感情)を司る領域を通り、さらに体内の環境をコントロールする視床下部に到達し自律神経機能に影響を与えます

つまり、

  • 脳が知らないパターンの揺れを検知
  • 新たなパターンを学習する反面、対応できないので救難信号(ミスマッチ信号)を出す
  • 大脳辺縁系で「あ、これは嫌な感覚だ」と認識し
  • 視床下部にて「お、今嫌な感じね~.じゃあ、そのような対応しておきまーす」と自律神経にいじる
  • そして、「おえぇぇぇ」

といった感じです

なので、乗り物酔いは脳内で感覚情報のパターンが整理整頓されている適応過程で生じる一種の生体防御と考えられるそうです

乗り物酔いになりにくい人・なりにくい人の特徴

さて、なんで乗り物酔いが起こるのかはなんとなくわかってもらえたと思います

では、乗り物酔いになりやすい人・なりにくい人がいるのはなんででしょうか?

乗り物酔いは基本的に個人差が大きいですが、ある程度はなりやすい人のタイプはわかっているそうです

このタイプだからと言って、必ずしも乗り物酔いをするわけではないですが、特徴を理解すればある程度は対策が立てられると思うので参考にどうぞ

性別

一般的に乗り物酔いは、男性よりも女性の方が2倍ほどなりやすいとされています

とくに、月経時期は酔いやすいそうです

性別は変えれないので、どうしようもないですが、月経時期は苦手な乗り物を控えた方がよいでしょうね

私は男なのでこの心配はないですが、もしパートナーが乗り物酔いしやすいタイプだったらその辺は配慮しておこうと思います

月経時期に苦手な乗り物に乗るのはやめておくべし

年齢

年齢的には、

12~15歳が最もなりやすく、2歳以下もしくは50歳以上はほとんど起きない

これは、おそらく12~15歳では生活レベルでのある程度揺れに対する経験は積んであるけど、乗り物などのイレギュラーな揺れなどにはまだ経験が浅いため、パターンのミスマッチが起きやすためだと考えられます

反面、2歳以下はまだ比較するためのパターンがない為、ミスマッチが生じない

50歳以上は経験パターンが豊富で対応できるのでミスマッチが生じにくい.あるいは、単に生理的機能が低下してきているからと考えられます

ココから考えられることは、「乗り物酔いは揺れに対する経験値がものをいう」ってことだと思います

実際に乗り物酔いはある程度慣れることができるので、きついけど乗り物酔いする時は「俺は今酔ってるんじゃない.バランスに対する経験値を貯めているんだ!(酔ってるんだけどね)」と開き直ったほうが賢明かもしれません

年齢的なものはどうしようもない.経験値を貯めていると思え

性格

乗り物酔いをしやすい性格があります.それは、

  • 神経質なタイプ
  • 不安傾向が強いタイプ

ビックファイブ性格分析でいうところの、いわゆる神経症傾向が高いタイプってやつですね

まぁ、性格もいきなり変えるのは難しいと思います

そうなると大事なのは、考え方です.性格は無理でも、考え方なら自身で修正できます

「こんなけ乗りも酔い対策したから、まぁ何とかなるやろ」とか

「まぁ、なったらなったで吐けばええ(開き直る)」とか

気楽に考えることです.逆に

「また、今回も乗り物酔いするんだろうなぁ」とか

「(ちょっとした不調にたいして)今日はもう無理かも」とか

「昨日、全然眠れへんかった」など

マイナス方面に考え出すと乗り物酔いしやすくなります

これは、乗り物酔いの原理でも説明した通り、ミスマッチ信号は感情を司る大脳辺縁系を通るので「不快」だと思うとより不快な反応(乗り物酔い)が生じやすくなるからです

性格は難しくても、考え方をほんの少しだけ変える.それだけで乗り酔いが少し楽になるなら気が楽になりませんか?

乗り物に乗るときは気楽に考えよ!!

人種

どうやら、人種も関係しているようで、

我々、アジア人はどうやら酔いやすいらしいです

ま、こればっかりはどうしようもないので、聞かなかったことにしましょう(笑)

日本人でも乗り物酔いしない人はたくさんいるので

乗り物酔いの初期症状

乗りもの酔いの症状といううと、気分不快や嘔吐などが頭に浮かぶと思いますが、実は以下のような初期症状があります.

  • あくび
  • げっぷ
  • おなら

これらは自律神経が乱れることによって消化器官がうまく働かずに起きると考えられています

このような症状がでたら、可能であれば少し休憩などの対策をとるといいかもしれませんね

あと個人的な症状ですが、子供の頃からは酔い始める前はなぜかやたら便意をもよおすことが多かったです

これもおそらく自立神経の乱れによる消化器官の不調なんでしょうなぁ

乗り物酔い対策

では、お待ちかね乗り物酔いの対策をご紹介します

対策としては主に、

  1. 日ごろからの事前対策
  2. 乗り物にのる前(1日~直前)の対策
  3. 乗っているときの対策
  4. 酔ってしまった時の対処法
  5. やってはいけないこと

の5つのカテゴリーでご紹介します

日ごろからの事前対策

微々たるものですが乗り物酔いは、普段の生活から事前対策することが出来ます.ちりつもな感じで対策しておきましょう

乗り物事態に慣れる

いきなり、元も子もないですが、乗り物酔いは訓練によってある程度慣らすことが可能です.なので普段から体を揺れに慣らしておきましょう

乗り物酔いの原理でも触れましたが、乗り物酔いは「実際の感覚」と「脳内の揺れに対する蓄積された予想パターン」がズレている時に生じるので、たくさんの揺れに対する経験を積むことで脳が勝手に乗りもの酔いに対処できる体にしてくれます

慣れるまでは辛いですが...

色々な身体の回転運動をしておく

これも先ほどの「慣れる」のと同様で、

様々な身体の動きの感覚情報のパターンを記憶することで乗り物酔いの予防策になります

なので、いろんな動きの運動をしてみましょう

ただ、ここで一つ注意点があって、身体の揺れや回転を感知する前庭器官は耳の奥にあるため頭が動かなと意味がありません

なので、ただ闇雲にその場でダンベルをもって肘の曲げ伸ばしをしたり、プランクなどをしても頭が動かないので意味がありません

逆に頭がしっかり動くほど、揺れに慣れることが出来ます

「首を左右上下に振る」「連続してジャンプやスキップをする」「ブランコに乗る」「ハンモックにのる」「でんぐり返しをする」など頭が揺れ動けばOKです

さらに言えば、動きを不規則にすればより効果が高いと思います

身体を動かすことは、ある程度自分でコントロールがきくので、乗り物事態に慣れるよりも難易度が低く、難易度の調整も簡単なので、日ごろから遊び感覚でやるといいですね

ちなみに私はハンモックでも少し酔います

筋トレと柔軟

これは理学療法士の立場から思うことですが、乗り物酔いは各感覚器官から情報を得て、その情報をもとに目や身体を動かして揺れに対応します

しかし、この対応すれための身体が十分なバランスをとるための筋力や関節の柔らかさなければ、文字通り柔軟に対応できません

なので、普段からバランスをしっかり保てるような身体作りが大切だと考えます

人がバランスをとるのに特に大切な部位は、首、腰、股関節、足首です

普段からこのあたりが固いなぁと思っている人は、乗り物にのる1週間くらい前からこのあたりの運動をすると多少は違うと思います

自律神経を整えておく

乗り物酔いの原理でも説明した通り、乗り物酔いは最終的に自律神経が不調になってしまい症状が出てしまうので、普段から自律神経を整えておかないと輪をかけて気分不良になります

自律神経を整えるには、普段から規則正しい生活を心がけるのが一番です

何ら特別なことはしなくていいので「バランスの取れた食事」「適度な運動」「十分な睡眠」「ストレス対策」をしておけば十分です

自律神経に関してはこちら↓の書籍がおススメです.良ければ参考にしてください

乗る前(1日~直前)の対策

乗り物に乗る1日前~直前の対策.ここが乗り物酔い予防対策の一番の肝となります

ここができるかできないかで、乗り物が楽しいイベントになるか地獄のイベントになるかの分水嶺になります

気を引き締めて取り組みましょう!

しっかり寝る

めちゃめちゃ大事です.睡眠は一番大切です.

釣りなどで早朝に起きないといけない場合は、前日なるべく早めに寝ましょう.と言っても、いきなり早い時間に寝るのはの〇太君でない限り結構難しいので、1週間くらい前から早めに寝る癖をつけておくといいです

少なくとも、3日前までには早めに寝る癖をつけましょう

寝不足だと本当に酔いやすいですし、酔いもひどいです(経験済み)

前日はなるべく身体に疲労をためない

乗り物酔いの三大原因は「疲労」「睡眠不足」「お酒」です

前日の疲れが残っている状態で船などにのると悲惨な目に合います(経験済み)

前日は無理せず、軽い気持ち普段どうり過ごすのが一番疲れないです

お酒は控える

乗り物酔い三大原因の一つ「お酒」

正確には「二日酔い」ですが、個人的な経験として二日酔いになっていなくても前日にお酒を飲むと翌日の乗り物酔いは酷くなることが多いです

また、お酒は睡眠の質が下がるので、寝不足と疲労のダブルパンチをくらいます

前日になかなか寝付けないからといって、寝酒を飲むのはやめておきましょう

前日の夕食はなるべく消化の良いものにする

前日の夕食は、なるべく消化の良いものを食べることをお勧めします

そして、できれば夕食は寝る3時間前に食べておくのがベストです

かと言ってなにも食べないのもよくないので、しっかり消火の良いものを腹8分目くらいは食べましょう

脂っこいものとかは結構、翌日にきます.最悪、翌日にまた無残な姿になった前日の夕食とご対面することになります(たくさん経験済み)

胃腸先生が気持ちよくお仕事できる夕食を食べましょう

当日の食事は腹5分目くらいにしておく

乗り物に乗り前の腹持ちは空腹・満腹どちらの状態もアウトです

特に満腹状態は最悪です.お金も食べ物も体力もすべて溝に捨てることになるのでやめましょう

当日の食事としては、乗る前の1時間くらい前に腹5分目くらいを目安に食べるのがおススメです

そして、この時もなるべく消化の良いものを選びましょう

乗り物に乗る30分前に酔い止めを飲む

最近の酔い止め薬は本当によく効きます

昔は、逆に気持ち悪くなっていたので毛嫌いしていましたが、最近の酔い止め薬はあまり気持ち悪くならないし、酔い止め効果もバッチリです!

とくに、ドリンクタイプの酔い止めはとてもよく効くので、乗り物すごく弱い人はおススメです

酔い止めは大体乗り物に乗る30分くらいに服用します

ドリンクタイプの酔い止めを事前に必ず準備をしておきますよう.世界が変わります(経験済み)

個人的におススメなのが、鷲のマークの大正製薬さんから出ている「センパア ドリンクタイプ」が非常に聞きました.これで船釣りで今まで撒き餌係だったのが晴れて釣り師になれたので非常に感謝しています.酔い止め会のエリクサーと言っても過言ではないでしょう.少なくとも私にとってはラストエリクサー級です

水を多めに用意しておく

お水はいざと言うときのために多めに用意しておきましょう

水分補給に役立つのにはもちろん

無念にもリバースしてしまった時の口ゆすぎなどに使えます

口の中が気持ち悪いとエンドレスループで気持ち悪いですからね.お水は多いに越したことはないです

乗り物ものに乗っているときの対策

乗り物酔いの予防対策は乗っているときもできます

乗り方一つ変えるだけで、結構楽になったりするので頭のノート片隅にメモしておいてください

操縦者や運転者の気持ちで乗る

よく聞くアドバイスだと思いますが、結構有効です

そもそも、なぜ操縦者や運転者は乗り物に酔い肉のか?

それは、運転・操縦をするためにある程度の揺れや振動などを予測しているからです

そうすることで、予測可能な情報が増えて脳内のミスマッチが発生しにくからだと考えられています

なので、乗り物乗っているときは、なるべく積極的に進行方向をみて周囲の状況を確認しながら乗るのが有効です

ちなみに私は、船釣りをしているときは波の動きをみサーファーになった気分で釣りをしています.結構この戦法効きます.お試しあれ

乗り物の真ん中にのる

揺れは物体(乗り物)の重心、つまり中心付近が最も揺れにくいです

なんで、揺れの少ない中心部分に乗れば酔いにくいです

しかし、車やバスで中心部分に座ると前が見えにくいことが多いでのそこは自分が「前が見やすい方が楽」なのか、それとも「真ん中あたりに座ったほうが楽」なのか試してみて楽な方を選ぶといいです

ちなみに船の場合は、前>後>中の順で揺れやすいです

匂いのきつい場所は避ける

匂いは酔いと吐き気を促進します

食べ物の匂いやガソリンの匂いなどする場所はなるべく避けましょう

匂いがキツイ場合は窓を開けるなどして風通しの良い場所に行くなどの対策をしましょう

なるべく手元は見ない

スマホや本など手元を見てしまう物は乗車・乗船中はなるべく使わないようにしましょう

と言っても、釣りだとどうしても仕掛けや糸を結ぶ際は手元を見ないといけないので、どうしようもありませんが、仕掛けの方法や糸の結び方など事前にやるとわかっているものは練習をしておいて少しでも手元を見る時間を減らすといいかもです

偏光グラスをかける

これは船だけかもしれませんが、サングラスは船酔い対策になるそうです

あんまり、意識したことはなかったですが、言われてみれば確かにサングラスをかけている方が楽な気がします

酔ってしまった時の対処法

もうすでに酔ってしまった!

そんな時の対処法です.一度酔うとなかなか治らないですが、少しでも軽くなる方法をお伝えします

うまくいけばかなり楽になることもあります

なるべく遠くを見る

まず、なるべく遠くを見ましょう.できれば焦点が動かないところを

動いているものを見るとさらに酔います

気を紛らわす

「気持ち悪い」「酔ってしまった」と思うとノセボ効果でさらに気持ち悪くなってしまいます

なので酔っていることを忘れる勢いでおしゃべりしたり、音楽を聴いたりするといいでしょう

楽しい気分だと案外酔わないものです

ジンジャエールを飲む

海外では船酔いにはジンジャエールが効くと言われているらしいです

正確には生姜の根が効くみたいです

それにジンジャエールは後味がスッキリしてますので、お口直しにもよろしいかと

ただ意外と、ジンジャエールってコンビニとかで売ってないことが多々あるので、事前にスーパーとかで買っておいた方がいいかと思います

内関を押す

内関とは、手首の横シワから3横指分ほど下にあるツボのことです

このツボは乗り物酔いに効くらしいのです

他にも色々と乗り物酔いに効くツボがあるので[乗り物酔い ツボ]で検索してみてください

個人的にはあまり効いた!って感じはしないけど気安め程度に押しています

仰向けになる

実は酔いにくい姿勢というものがありまして、それは

仰向けです

逆に酔いやすい姿勢もあります.それは座位.つまり座っている姿勢です

酔いやすい姿勢を順に並べるとこんな感じになります

座位>立位>うつ伏せ>仰向け

と言う感じです.まさか、座っている姿勢が一番酔いやすいとは思いませんよね

なので、酔い始めたら先ず、立ってみて、「もうダメだ…」となったらあきらめて横になりましょう

いっそのこと吐いてしまう

無理に吐くのを我慢するとかえって気持ち悪いままです

いっそのこと吐いてしまった方が案外楽になります

吐ける場所ならさっさと吐いて楽になりましょう(なんか尋問みたいだな)

いっそのことあきらめて寝る

最終奥義です

どうしようもない時は、あきらめて寝ましょう

寝てしまえば、乗り物の揺れは揺り籠に変わります

眠れなくても仰向けで目を瞑っているだけでも意外と楽になりますし、体力も回復できます

おススメの寝方としては、「サングラスをかけて、ノイズキャンセリングイヤホンで好きな音楽を聴きながら仰向けで寝る」です

ちなみに寝る前に周りの人に「気持ち悪いから寝るので、しばらくそっとしておいて下さい」と一言言っておいて、安楽の世界を邪魔されないようしておきましょう

やってはいけないこと

乗り物に乗車・乗船中にやると酔う確率がぐんっとあがる行為

乗り物酔いしたい人は積極的に行いましょう

乗り物酔いの三大要因「疲労」「睡眠不足」「お酒」は絶対さける

乗り物に乗る前の予防対策でも話しましたが、「疲れがたまるようなこと」「睡眠不足」「お酒(二日酔いは最悪)」は絶対避けましょう

手元や下をみない

先ほども言いましたが、手元や下を見るのはやめましょう

本やスマホ、できればテレビなんかもやめておいた方がいいです

また、気持ち悪いとつい顔を下に向けたくなりますが、なるべく深呼吸をしながら前を向きましょう

むやみに頭を動かさない

平衡感覚を感じ取る前庭感覚器は頭にあります。むやみに動かすと余計に酔ってしまいます

景色はゆったり眺めるぐらいがちょうどいいです

余談ですが、景色を撮ろうとスマホ画面をのぞいても酔いやすいので、乗車・乗船中はスマホいじるのはやめておきましょう

眼を閉じない

目を閉じると視覚からの情報がシャットアウトされてしまうので、脳内での情報のミスマッチが発生しやすくなります

なので、できるだけ目を閉じるのやめておきましょう

ただし、寝る場合は別ですよ.目を開けたまま寝るなんて無理ですからね.ガン〇ルフじゃあるまいし

「酔うかもしれない」と不安になり過ぎない

「病は気から」というように「乗り物酔いは思い込みから」と言っても過言でないくらい、「酔ってしまうかも」「船を見るだけ気持ち悪い」「昨日、全然寝れなかったから心配」など不安な状態で乗ると100%酔います

すくなくとも自分は100%酔います

乗り物に乗るときは腹をくくって、「まぁなんとかなるやろ」「酔ったら酔ったで吐いて寝ればいいか」くらいの楽な気持ちでいることが大切です

参考文献

あとがき

今まで、ほんとに乗り物酔いに弱くて、特に船で海に釣りに行くときなんかはほとんど、グロッキー状態で釣りなんか一瞬くらいしかできず、撒き餌係で終わることが多く、「この乗り物酔いとは一生付き合っていかなかんのだろうなぁ」と思っていました

だけど、やっぱり乗り物酔いなんかで楽しいイベントが台無しにされるのは尺だったので自分なりに乗り物酔いについて調べて対策したらあっさり船酔いせずに船釣りを楽しめました

船酔いは意外とちょっとしたことで対策できるので、乗り物酔いに弱い同士諸君.これを機に乗り物酔いを克服してください