【ツーリング】ジオスポ・ゆるキャン△聖地をよこっと巡りに伊豆ツーリングに行ってきたよ!

4月16−17日に初めて伊豆にツーリングしてきました

行く前は最近は全国的に気温も上がってきているし,何より伊豆だから暖かいだろ!!という偏見を思っていたのですが,あいにく天候に恵まれず,しかもこの二日からなぜか気温が下がってきており,雨に濡れながらガクブル状態でのツーリングになりました.

それでもジオスポ・ゆるキャン△聖地巡りができ、それなりに伊豆を満喫してきたので,次回へのリベンジのためにも旅記録を残していきたいとおもいます.

今回のルート

・1日目:遠州森町PA→大瀬崎→出会い岬→サボイヤ→橋立吊橋→恵比須島→ユウスゲ公園→石部棚田→山光荘

・2日目 : 土肥金山→だるま山高原展望台→浄蓮の滝→道の駅天城越え→河津七滝ループ橋→大室山→伊豆スカイライン(天城高原→熱海峠)→バイカーズパラダイス南箱根

ツーリングに行くときのまだ暗い中の早朝ってなんかワクワクしますよね.この瞬間が結構大好きだったりします

ということで、名古屋から長ーい長ーい新東名を通って伊豆にレッツゴーです!

大瀬崎

大瀬崎です.天気がどんよりしていますが、こんな感じで今回のツーリングは正直天気には恵まれませんでした.てか、雨だし気温低いしで風邪引くかと思いました.

話は戻って、ここは駿河湾の海流によってできた珍しい形の海岸で「砂嘴(さし)」というらしいです.砂嘴は海流によって岩や土砂が帯状になって連なり、どんどん海岸が長くなるらしいです.

そして、この岬の先に「神池(かみいけ)」という淡水の池があり、なんでのこの池が淡水なのか未だに理由は不明らしく、伊豆の七不思議の一つらしいです.他の七不思議にはこんなのがあるそうです

  • 堂ヶ島のゆるぎ橋
  • 石廊崎権限の帆柱
  • 手石の阿弥陀三尊
  • 河津の酒精進鳥精進(鳥精進酒精進?)
  • 独鈷の湯
  • 函南のこだま石

また伊豆リベンジをするときは訪れてみたいですね.ちなみに大瀬崎はゆるキャン△聖地の一つです

この後すぐ近くに、ゆるキャン△聖地の一つである出会い岬に行ったのですが、なぜか警察官の方が封鎖しており、のちに宿のニュースでここでとある事件が起きていたようです.もう少しくるのが早かったらやばいもの見るところでした

橋立吊橋とランチ

西伊豆にある出会い岬から県道18号12号112号を通って一気に伊東の方まで行きます.途中、霧香峠(むこうとうげ)やだるま山高原などを通るのでなかなかのワインディンを楽しめる道があるのですが、あいにくの雨でめっちゃビビりながら行きました笑

伊東ではランチと橋立吊橋を観光.

橋立吊橋は自然遊歩道になっている城ヶ崎海岸にある吊橋で、この吊橋の周りに色々とジオスポットがあるんですね.この辺りのジオスポットは大室山の噴火でできたものらしいです.

ちなみにゆるキャン△の聖地である「いがいが根」もこのエリアにあるのですが、時間がなく訪れるのは断念しました.

お昼は橋立吊橋の近くにあるサボイヤというレストランでランチを取りました.この辺りはお洒落なお店が多かったですね

恵比須島

橋立吊橋のある城ヶ崎海岸から南下して恵比須島に向かいます.その間ずーっと海沿いを走るので天気が良かったら最高に気持ちかったんだろうなぁ

恵比須島は、火山から噴出した火山灰や軽石など積もってできた島で、縞々模様の地層が見れる遊歩道があるでぜひみてみたかったのですが、あいにく悪天候の後だったため遊歩道にまで波が来ており、これは危ないということ上陸は断念しました(橋で繋がってます)

ユウスゲ公園

恵比寿島から石部棚田へ向かう途中でたまたま見つけたスポット

夕日と雲のコントラストが言葉では言い表せない素晴らしい景色を作り出してくれました

石部棚田

ユウスゲ公園から国道136号(通称:マーガレットライン)を走って石部棚田を見に行きます

マーガレットラインとは以前、有料道路だったころの呼び名だそうで、昔はこの辺りはマーガレットの生産が日本一だったとか

いや〜それにしても石田棚田からの富士山の眺めは最高でした!1日のツーリングの疲れがぶっ飛ぶくらい素晴らしい景色でした.この眺めは今回のツーリングで1番ですね

ほんとここはマジでおすすめです.特に夕方!

宿:長八の宿 山光荘

今回、お泊まりさせてもらった宿はこちら「長八の宿 山光荘」

なんでも昔の著名な漫画家「つげ義春」氏が訪れ漫画のモデルにしたとかで、つげ義春ファンの聖地になっているそう

また、この辺りの建物は江戸時代末期の名工「入江長八」の作品や建物があり歴史的にも大事な場所だとか

この時の宿泊客は僕たちだけだったので、温泉は貸切でした.しかも24時間何度でも入っていいなんて温泉好きにはたまりませんな!!

土肥金山

土肥金山です.読み方はトイです.ドイでもドヒでもありません.トイです.(ずっと読み方間違えてやーつ)

伊豆はその昔、金がザックザック採れたとかで、土肥金山は伊豆最大の金山になります

江戸時代から明治にかけて盛んに採掘が行われ推定採掘量は金40t、銀400tも採れたらしいです

そんな当時の採掘現場の雰囲気を学べる貴重な観光スポットです

なかには温泉も湧いていて、湿気と熱気が立ち込めています.おそらく当時は大人数で重労働をしていた上、現代のような送風機などもなかったので、まさに地獄のような作業だったのだろうと想像させられます.

でも、そんな仕事場でも全国?から一攫千金を狙ってたくさんの人が集まり、土肥金山周囲はとても賑わってらしいです.儲かるところには人が集まり、そして街ができるんですねー

色々な金銀や歴史資料、鉱物も展示してあり、ギネス記録にも登録してある世界一の巨大金塊がおいてあります.その重量250㎏、時価約15億円だそうです.ヤバいですね~.その他にも千両箱の重さを体験出来たり、実際の金塊を触ったりすることもでき、結構楽しいです(笑)

ツーリングに行くとこうこのような歴史や地学など色々な知識がつくのも、ツーリングの醍醐味ですね.久しぶりに歴史の勉強をしたくなりました

ちなみに砂金採り体験(大人750円)もできるけど、今回はパス.こういうのは彼女としたい(遠い目)

入園料は大人1000円

浄蓮の滝・道の駅天城越え

土肥金山からだるま山高原を通って東に向かい、伊豆の真ん中を縦に走る国道414号線を南下して「伊豆の踊り子」で有名な浄蓮の滝と道の駅天城越えに行きました.

道の駅天城越えはゆるキャン△聖地の一つですね.

「伊豆の踊り子」の小説も映画も見たこともなかったので、正直、「おおー滝すげーなー」「わさびいっぱいだー!」しか思わなかったんですが、伊豆の踊り子ファンには感無量なんでしょうな

むしろ、そのすぐ近くにある道の駅天城越えの方がゆるキャン△ファンである私には感無量でしたね(笑)

ちゃんと、なでしこちゃんの代わりわさびソフト食っておいたで!(わさびソフト:300円)

ちなみに、だるま山高原は雨で景色は全然見れませんしたorz

大室山

ゆるキャン△聖地の大室山です.思ってた以上に綺麗な形でした.プリンでした.

さすがは富士山と神様が姉妹なだけあって綺麗な形ですね.こういった形の山のことを成層火山というらしいですよ

標高は580mで別段高くはないですけど、形が綺麗すぎるので逆に勾配がきついですね

麓から頂上まではリフトで登ることができます.ちなみにリフト代は大人(中学生以上)700円、子供(4歳以上)350円でした.

頂上まで登ると火口があり、火口周りは遊歩道になっていて直径300mで一周は1kmあります.

火口の底?にはアーチェリー場があり、アーチェリー体験ができるみたい.でもなんでこんなところにアーチェリー場を作ったんだろう?風の影響が受けにくいとか?

大室山は毎年2月の第2日曜日に「山焼き」があるそうで、その直後とは山が焼け跡で真っ黒になるみたい.

僕たちがきたときにはもうだいぶ、緑が芽生えてメロンプリンみたいな感じになってました.

冬になると一面ススキで覆われるそうです

ちなみにリフトで登ったすぐにお団子やさんがあってそこのみたらし団子(2本300円)が美味しかったです(甘党)

道路を挟んで大室山の向かいにはもう一つのゆるキャン△聖地であるサボテンパークがありましたがそこはスルーです(行きたかったーカピバラちゃん見たかったー!)

この後、伊豆スカイラインを通ってバイカーズパラダイスに行きましたが着いた頃にはもう閉まってました

走行距離とか費用とか

走行距離:1005km

費用まとめ

ガソリン:3,480

高速代(名古屋⇆伊豆):6,430

伊豆スカイライン(天城高原→熱海峠):580

宿代:11,000

食費:2000

観光・施設代:1700

お土産:3000

合計:¥28,190

今回は高速代が二輪車定率割引が効いたのでかなり安くなって助かりました

また、宿代や一部の食費・施設観光代は親父殿様が払ってくれたので僕の実質の負担は1万円くらいですみました.親父殿様ありがとう!!

感想

雨など天候に恵まれなたかったとはいえ、予定していた行きたかった場所はほとんど行けずだいぶ削りました.伊豆は狭いようで結構広い!というかよきスポットが多すぎて回りきれん!

キャンプしながらあんだけのジオスポめぐりした野クルのメンバーのたちの旅力に改めて感服いたしました.

本当は、もっとゆるキャンの聖地巡礼をしたかったのだけれど、今回は親父殿とのツーリングだったのであまり行かずに終わりました

今度行くときはガッツリ聖地巡礼したいものですな!