食生活アドバイザー試験の見直し:2級編

試験当初は3級は、まだ大丈夫だと思っていたが、2級は自信がなかった.運が良ければ五分五分くらいかと思っていたけど、実際に自己採点をしたら、なんとか合格ラインにいったので一安心した.(合格してました)
だけど、やっぱりそれだけ2級はそれなりに歯応えがある感じの問題だった気がする.
とりあえず、今回も自己採点で間違えたところの見直しをしていく.
※以下の問題は「第45回 食生活アドバイザー検定試験 2級」から引用しました。
問1.食生活全般に関する記述として適当なものを選びなさい。該当するものがない場合は、6を選びなさい。
選んだ選択肢:6 該当なし
正解の選択肢:4 「落ち着きがない」「キレやすい」などの原因として、高エネルギーで低栄養素の食事が問題視されることがあるが、その因果関係については説明されていない
→なぜ選ばなかったかわからない。
問2.食物繊維に関する記述として不適当なものを選びなさい。該当するものがない場合は、6を選びなさい。
選んだ選択肢:3 便の水分量やカサを増し、便秘や痔疾を予防する働きのほか「高血圧を予防する、動脈硬化を予防する」といった働きがあるといわれている
→まさか食物繊維が痔を予防するととは思わなかった…。
正解の選択肢:4 穀類、いも、豆、野菜、海藻、きのこなどに多く含まれていいるほか、外皮や殻などを含む食品や精製された食品に多く含まれている
→精製された:× 精製されていないもの:〇
問9.日本料理の特徴に関する記述として適当なものを選びなさい。該当するものがない場合は、6を選びなさい。
選んだ選択肢:4 料理を盛り付ける技術が高く、余白を大切にするという空間的な盛り付け方は、見て楽しめることで精神的な満足感が得られやすい
→?正直よくわからないけど、たぶん「精神的な満足」ではなく、「視覚的な満足」が正しいのかな?
正解の選択肢:6 該当なし
問13.箸使いのタブー(嫌い箸)である「こみ箸」に関する記述として適当なものを選びなさい。該当するものがない場合は、6を選びなさい。
選んだ選択肢:4 食器の縁に口をあてがい、箸で食べ物を口の中にかき込むこと
→これは「かき箸」
正解の選択肢:6 該当なし
→「こみ箸」は口に入れたものを、箸でさらに中に押し込むこと。嫌い箸は似た感じやつが多いから苦手
問14.「本膳料理」に関する記述として不適当なものを選びなさい。該当するものがない場合は、6を選びなさい。
選んだ選択肢:2 「猪口(ちょく)」とは、器の名称で、イノシシの口に似ているところから、「猪口」と書き、酢の物や和え物など小さな器に盛る料理を指すほか、飲酒用の杯「猪口(ちょこ)」や、付け醤油の容器のことである
→付け醤油の容器も猪口の一つだとは知らなかった
正解の選択肢:5 「坪(つぼ)」とは、一の膳(本膳)につける「平」と区別した二の膳の「煮物」のことで、蓋付きの深い器に盛り付ける
→坪は一の膳で、平は二の膳。坪→一の膳の順番だったから早とちりして。間違えてしまった。日本語はしっかり読もう!てか、嫌らしいひっかけだなぁ
問19.水産物の食品表示に関する記述として不適当なものを選びなさい。該当するものがない場合は、6を選びなさい。
選んだ選択肢:6 該当なし
正解の選択肢:4 刺身の盛り合わせについては、原料原産地表示を義務化しているものの、単品の「塩水ウニ」や「塩イクラ」は原料原産地表示が不要となる
→単品の「塩水ウニ」や「塩イクラ」は、生鮮食品に近い加工食品に分類されるから原料原産地表示は必要である
問21.冷凍食品の条件やメリットに関する記述として不適当なものを選びなさい。該当するものがない場合は、6を選びなさい。
選んだ選択肢:6 該当なし
正解の選択肢:4 -15℃以下で食品保存することにより、保存性を高めるための保存料の使用がほとんど必要ないというメリットがある
→ -15℃以下:× → ‐18℃以下である。食品衛生法ではー15℃以下だけど、日冷凍食品協会は、より良質な品質維持を目的として「‐18℃以下」を業界の自主基準にしている
問30.流通に関する記述として不適当なものを選びなさい。該当するものがない場合は、6を選びなさい。
選んだ選択肢:5 流通構造の問題点としては、流通経路が多段階であること、卸売・小売ともに小規模が多いこと、そして取引形態による不透明な商慣行があげられる
→ 「卸売・小売ともに小規模が多いこと 」これが正しいか自信なかったけど、正しかったみたい
正解の選択肢:3 流通でいう消費者とは、一般消費者のほかに再生産のための原料を購入するメーカーを除く、一般企業、官公庁、自治体などが含まれる
→ 「再生産のための原料を購入するメーカー 」も含まれます
問35.つぎのうち現在、業界再編成による百貨店同士のグループ化という形態をとっていない百貨店として適当なものを選びなさい。該当するものがない場合は、6を選びなさい。
選んだ選択肢:5 松坂屋
→「松坂屋」は「大丸」とグループ化し、「大丸松阪百貨店」となり、さらに現在は「J.フロントリテイリング」になっている
正解の選択肢:6 該当なし
→唯一グループ化していない百貨店は「高島屋」のみ!!高島屋すげーな
問36.自社で製造・販売を行う小売専門点を意味する「SPA(Speciality Store of Private Label Apparel)におけるメリットとデメリットに関する記述として適当なものを選びなさい。該当するものがない場合は、6を選びなさい。
選んだ選択肢:5 顧客から情報を収集して分析するというリサーチから、企画を仕上げるまでの手間や時間があまりかからないというメリットがある
→ ってきりこの通りかと思っていたけど、本当は全部一会社でやらないといけないから手間や時間がかかるデメリットになっている
正解の選択肢:2 工程管理から店頭のオペレーションまでの幅広いノウハウが必要なため、情報や知識の統一の徹底が難しいというデメリットがある
→てっきり、一つの会社でやるから情報や知識の統一は簡単だと思っていた。
問38.つぎのうち消費税の非課税取引にならないものとして適当なものを選びなさい。該当するものがない場合は、6を選びなさい。
選んだ選択肢:3 大学における入学金や授業料
→非課税です
正解の選択肢:6 該当なし
ここから記述問題
問B.摂取した食べ物を肺から吸った酸素で燃やすという生命代謝を営むことにより、一種の燃えカスが発生するが、これを何というか漢字4文字で答えなさい。
自分の答え:代謝産物
正解:活性酸素
→うん、全くおもいつかなかった
問C.つぎの〇の中に入る言葉を漢字で答えなさい。
『長寿の祝いである「還暦」は、60年目に本卦(ほんけ)がえりといって、生まれたときの「○○」にかえることから、数え年61歳でお祝いする風習が始まった』
正解:干支
→まさかの漢字がわからなくて、不正解になったやつ。干支がかけないとか...
問G.アメリカ航空宇宙局(NASA)が宇宙食の衛生管理と安全確保のために考案した手法で、最終的な検査だけでなく、食品の製造過程において食中毒の危険性をあらかじめ調査するとともに、プロセスチェックして食中毒を未然に防ぐシステムである「HACCP」を日本語では何というか漢字9文字で答えよ。
正解:危害分析重要管理点
→ここまではさすがに覚えてませんでした。かなりボヤっとした感じでしか覚えてなかった。今後は総合衛生管理製造過程承認制度を問う問題とか出そう
問H.つぎの〇の中に入る言葉を漢字で答えなさい。
食品衛生法によって定義されている食品添加物には、「指定添加物」「既存添加物」「一般飲食物添加物」「○○○○」の4分類がある。
正解:天然香料
→添加物の種類は完全にノーマークだった。
問K.『商品陳列の方法で、同一の商品や関連する商品を、陳列棚の上段から下段まで縦に並べて陳列する』ことを何というか漢字4文字で答えなさい。
正解:垂直陳列
→別名バーチカル陳列。逆パターンとかもあるかもね
問L.つぎの文章に関連する用語をカタカナ5文字で答えなさい。
『この疾患は発展途上国においてしばしば発生することがある特に小児にみられるエネルギー摂取不足による栄養失調症の一つで、極度にやせ細った状態となる』
正解:マラスムス
→クワシオコールならわかったけど、マラスムスが出てこなかった。マラまでしか出てこなかった…。
感想
やっぱり2級は難しかった。「6 該当なし」の選択肢でかなり迷うし、記述は本当に用語をしっかりと覚えてないと解けない。そして、漢字で書く問題がキツかった。
あと、意外とノーマークだったところも出ていたから、教科書は本当に隅から隅まで読む必要がある。逆に言うと教科書に書かれていない問題はほとんど出ない。注意点としては、昔の教科書を使っていると、その時の状況と変わっている可能性があるから、食品関連の時事は気にしていたほうがよさそう。例えば、今回だと特定原材料に準ずる品目が20品目から21品目になったけど、その追加品目はその時事を知っていたから簡単に解けた。
まぁ、とりあえず無事に2級も合格していたから本当は見直しをする必要はもうなかったけど、一応やっておいた次第。