【キャンプ】冬キャンでテントのスカートがあるのとないのでは何が違うか?

2022年6月5日

雪中キャンプに行ったときに私が使ったテント:Coleman ツーリングドームSTはフライシートに地面からの隙間を無くすためのスカートがないんですよね

で、一方弟が使っていたテントのGEER TOP Toproad 2は4シーズン用かつ登山用と言うこともあり、しっかりスカートがついています

私自身、何度か冬キャンもこなし、雪中キャンプも先日やってきましたが、実際にスカートのあるToproad2とスカートのないツーリングドームSTの中に入ってみて一つの結論に達しました

冬キャンにスカートは絶対必要だわ!!

スカートの重要性を身にしみて経験したわけです

と言うことで、スカートについての知識と経験をつらつらメモっていこうと思います

そもそもスカートってなんぞや?

テントにおけるスカートとは、テントの外回りに付いているヒラヒラした袖のような部分のことです

このスカートがあることでテントにさまざまなメリットが得ることができるのです

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テントにスカートがあると暖かい

テントにスカートがついていることでテントと地面の隙間がなくなり、テント内の空気を逃げにくくし外気を入りにくくすることで、テント内の室温を上げる効果があります

で、今回実際にスカートがあるテントとないテントに入ってみたら、想像してたより体感温度が違いました

スカートがあるとかなり暖かいです.一方、スカートのないツーリングドームSTはものすごく寒かったです.隙間風効果ですね

ただ、雪中キャンプだと初めは寒かったですが途中からテントの周りに雪が積もりスカートの役割を果たしてくれたのか、少しぬくぬくと温かくなりました.かまくら効果ですね

それでもやはりスカートがある方が断然に暖かいので、冬キャンはスカートのあるテントを買う必要がありますね

↑ ツーリングドームSTにはスカートがない

雨や雪の侵入を防いでくれる

スカートは外気だけでなく雨や雪などの侵入も防ぎ、悪天候の中のキャンプも快適にしてくれます

雨キャンの時はテントよこの地面にお堀(水路)を作ってあげるとスカートから垂れた水が水路に流れより侵入を防ぎやすくなります.雨キャン時のお堀作りは結構便利なテクニックだったりします

また雪の日のキャンプもパラパラ降っている程度ならスカートがなくても隙間から入ってくることは少ないのですが、風が強いと下から舞い上がって侵入してくることが結構多いのでスカートがあるとその侵入を防いでくれます

虫の侵入も防ぐ

また、完全ではないですが虫の侵入も防いでくれます.

私は夏キャン時にスカートのないツーリングドームでキャンプをしていたら虫ではないですが、ヒキガエルが侵入してきて寝ている私の顔にボディプレスをされたことがあります

このことからもスカートの重要性は疑いのないものでしょう(確信)

スカート付きのテントの注意点

テントにさまざまなメリットを施してくれるスカート殿.いやスカート様ですが、外からの外気を塞いでしまうため逆に言うと外気が入りにくく換気が大切になってきます

特にテント内でバーナーなどの火を扱う場合は必ず換気が必要になってきます.じゃないともれなく一酸化炭素中毒で別の意味で体が冷たくなってしまいますからね

このことから、スカート付きのテントを選ぶ際のポイントとしてベンチレーター(通気口・換気口)がついているものを選ぶといいです

特に雪中キャンプの場合は雪で完全に密閉状態になってしまうこともあるため、ベンチレーターの存在が不可欠になってきます

また、風通しが悪いので夏は暑い可能性があります.夏に使用するならちゃんとテントに通気性の良いメッシュ生地のついたものを選ぶといいです.

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まとめ

スカート、スカートってまるで変態みたいな感じなってしまいましたが、マジでスカートあるのとないのとじゃ冬キャンの快適さ変わるからね!!

と言うことで、今回のまとめです

スカートのメリット

  • 寒さ対策になる
  • 雨や雪の侵入を防ぐ
  • 虫などの侵入を防ぐ

スカートのデメリット

  • 通気性が悪くなる
  • 夏は暑い

スカート付きのテントを選ぶポイント

  • ベンチレーターのついたものを選ぶ
  • インナーにメッシュ生地のついたものを選ぶ

テントを選ぶ際の参考にどうぞ!